定期的な健康診断で、
大切な家族の健康を
一緒に守りましょう
COURSE
当院では動物さんにとって意味のある
健康診断を広く受けて頂くために、
複数のコースをご準備しております。
赤血球、白血球、血小板、血漿成分について調べます。
※左右にスクロールしてご覧ください検査項目 | 項目説明 | ライト | ベーシック 以降 |
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白血球数(WBC) | 血液中の白血球の総数です。白血球は細菌やウィルスなどから感染を防ぐ役割をします。 | ● | ● |
赤血球数(RBC) | 貧血の検査です。赤血球の数が減ると酸素の運搬機能が低下し貧血を起こします。ヘモグロビンは赤血球中にある鉄を含む血色素で、体中に酸素を運ぶ役割をしています。ヘマトクリットは血液中の赤血球が占める割合です。 | ● | ● |
ヘモグロビン(Hb) | ● | ● | |
ヘマトクリット(Hct) | ● | ● | |
血小板(PLT) | 血液中の血小板数です。出血したときに血を止める役割をしています。 | ● | ● |
検査項目 | 項目説明 | ライト | ベーシック 以降 |
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蛋白の検査 | TP | 血清中の蛋白質はアルブミン(ALB)とグロブリン(GLOB)に分けられ、その合計が総蛋白量(TP)です。アルブミンは血液中で最も多い蛋白質で肝臓で作られます。栄養源として、また血液の浸透圧の維持を保つ役割をしています。最も小さい蛋白質のため腎臓疾患などで容易に尿中に出てきます。グロブリンは細菌やウィルスからの感染を防いだり、血液の凝固因子、鉄や銅などを運搬する役目をしている蛋白の総称です。アルブミンとグロブリンを合わせたものが総蛋白、その比がA/G比です。 | ● | ● |
ALB | ● | ● | ||
GLOB | ● | ● | ||
ALB/GLOB | ● | ● | ||
肝臓の検査 | ALT | 肝臓に多く含まれるアミノ酸代謝酵素の一種です。肝機能を評価する上で重要な指標とされ、肝臓に障害があると血液中に漏れ出して数値が上昇します。 | ● | ● |
ALP | 肝臓から胆汁中に排泄される酵素で、肝臓やその流出経路に異常があるかどうかわかります。骨・小腸などにも含まれます。 | ● | ● | |
TP | 血清中の蛋白質はアルブミン(ALB)とグロブリン(GLOB)に分けられ、その合計が総蛋白量(TP)です。 | ● | ● | |
TCHO | 血液中のコレステロール総量で脂質代謝の状態を把握します。数値が高い状態が続くと、様々な病気のリスクを上げると言われています。 | ● | ● | |
TBIL | ビリルビンは血液中のヘモグロビンから作られた色素で、最初に間接型となり肝臓で直接型に代わり胆汁中に排泄されます。血液中には両方が存在し、直接型と間接型を合わせて総ビリルビン(TBIL)といいます。 | ● | ● | |
GGT | 肝臓や胆道系の状態を評価する際に用いられる肝酵素の一つです。主に胆管の細胞膜に存在し、胆道系疾患(胆汁うっ滞、胆管炎など)で上昇することが知られています。 | ● | ● | |
GLU | 血糖値(グルコースの濃度)です。食事やインスリンの分泌、興奮などにより数値は大きく変化することがあります。 | ● | ● | |
BUN | 血中尿素窒素(BUN)はタンパク質の代謝産物である老廃物で、肝臓で生成され、腎臓でろ過されて尿中に排出されます。そのため、BUN値が高い場合は、腎臓の機能が低下している可能性が考えられます。 | ● | ● | |
AST | 肝臓・心臓・筋肉などに多く含まれているアミノ酸代謝酵素で、肝臓や心臓機能検査や筋肉の損傷を表す項目です。 | ● | ||
腎臓の検査 | BUN | 血中尿素窒素(BUN)はタンパク質の代謝産物である老廃物で、肝臓で生成され、腎臓でろ過されて尿中に排出されます。そのため、BUN値が高い場合は、腎臓の機能が低下している可能性が考えられます。 | ● | ● |
CRE | 筋肉に含まれる成分で、毎日一定量が老廃物として、腎臓でろ過されて尿中に排泄されます。腎臓の働きが正常かどうかを見ています。 | ● | ● | |
SDMA | 糸球体ろ過量(GFR)の優れた指標となる腎機能バイオマーカーで、慢性腎臓病においてCREよりも早期に上昇し、筋肉量に影響を受けにくいため、腎機能に特異的です。 | ● | ● | |
P | ミネラルの一種で、カルシウムに次いで多いミネラルです。体内でエネルギーの運搬を行い、カルシウムと共に骨の主要成分となります。腎機能評価にも利用されます。 | ● | ● | |
Ca | カルシウムは骨や歯に多く含まれ、血液中にはごく一部しか含まれておらず、かつ一定の濃度に保たれるように体が調節しています。骨や歯の代謝だけでなく、筋肉の収縮、神経の伝達、血液の凝固など大きな役割を担っています。主に骨に貯蔵されていますが、血液中の濃度が低くなると血液中に移動します。 | ● | ● | |
ALB | アルブミンは血液中で最も多い蛋白質で肝臓で作られます。栄養源として、また血液の浸透圧の維持を保つ役割をしています。最も小さい蛋白質のため腎臓疾患などで容易に尿中に出てきます。 | ● | ● | |
BUN/CRE | 血液検査で用いられる腎機能の指標の一つ。腎臓の状態や脱水などの体内の状態を把握するために用いられます。 | ● | ● | |
消化器系の検査 | TP | 血清中の蛋白質はアルブミン(ALB)とグロブリン(GLOB)に分けられ、その合計が総蛋白量(TP)です。 | ● | ● |
ALB | アルブミンは血液中で最も多い蛋白質で肝臓で作られます。栄養源として、また血液の浸透圧の維持を保つ役割をしています。最も小さい蛋白質のため腎臓疾患などで容易に尿中に出てきます。 | ● | ● | |
Na/K/CI | ナトリウムは体の水分調節、カリウムは筋肉や神経の働き、クロールは血液中の主要な陰イオンの一つで、体液の浸透圧、水分バランス、酸塩基平衡を調整する役割を担っています。この検査では、体液中のイオン濃度を調べバランスの崩れを見ています。 | ● | ||
TCHO | 血液中のコレステロール総量で脂質代謝の状態を把握します。数値が高い状態が続くと、様々な病気のリスクを上げると言われています。 | ● | ● | |
LIP | 主に膵炎の診断に用いられる指標の一つです。LIPは膵臓から分泌される消化酵素で、膵臓に炎症が起きると血液中に放出され、その値が上昇します。 | ● | ● | |
AMY | 澱粉など糖類を分解する酵素で、膵臓や唾液腺に多く含まれる酵素です。 | ● | ● | |
TG | 血液中の中性脂肪です。高くなるとコレステロールと同様、動脈硬化の危険因子となります。食事の影響を受けやすく、早朝空腹時に検査することが必要です。 | ● | ||
炎症の検査 | CRP | 身体の中に炎症や感染、組織の損傷があると血液中の濃度が上昇する蛋白質です。 | ● |
動物さんはヒトの約5倍のスピードで加齢が進むと言われたりします。そのため、健康診断の頻度もヒトより多く受けて頂く方が安心です。
*中大型犬は小型犬に比べて寿命が短いため早めの年2回の健診を推奨します。
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