動物さんの健康維持と飼い主様の安心のための健康診断

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健康診断

HEALTH CHECK

健康診断について

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ハグウェルは、
動物さん達の健康診断受診率100%を目指します
言葉を話すことができない動物さんたちの健康状態を正確に把握するためには、総合的な検査が不可欠です。
大切な家族の一員である動物さんの健康を守るために、定期的な健康診断をお勧めしています。

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包括的な健康診断の重要性
健康診断を受けられる方のほとんどが「見た目」は健康です。
そのため、どこに体の不調が存在するか分からないため、スクリーニング検査による幅広い網羅的な検査を実施することが重要です。
例えば、高齢になると発症の可能性が増える腫瘍性疾患の初期段階では、必ずしも血液検査で異常が認められるとは限りません。人間ドック同様、動物さんでも血液検査と一緒にX線検査や超音波検査といった画像検査を組み合わせる事で早期発見・早期治療につながり、大切な動物さんの健康寿命を延ばすことが可能です。
言葉を話せない動物さんたちの
健康を守るためには、
飼い主様と獣医師の連携が欠かせません
当院では、動物さんの健康維持と
飼い主様の安心のために
適切な健康管理プランをご提案いたします。
健康診断のメリット
  • 動物さんの健康状態の把握ができる
  • 病気の早期発見・早期治療につながる
  • 皆様に受けて頂くための、お財布にやさしい料金設定
  • 食事や生活習慣の問題点に気付くことができる
  • 継続して健診を受けることで、過去との比較が可能

定期的な健康診断で、
大切な家族の健康を
一緒に守りましょう

COURSE

健康診断コース

当院では動物さんにとって意味のある
健康診断を広く受けて頂くために、
複数のコースをご準備しております。

*料金は税込み表示です。
  • ライトコース
    5,500円
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    • 身体検査
    • 全血球計算
    • 生化学検査(18項目)
    • フィラリア検査
  • ベーシックコース
    8,690円
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    • 身体検査
    • 全血球計算
    • 生化学検査(24項目)
    • 尿検査
    • 便検査
    • フィラリア検査
  • スタンダードコース
    15,400円
    *
    • ベーシックコースの
      すべてのメニュー
    • 超音波検査(胸部・腹部)
    • レントゲン検査(胸部・腹部)
    • 心電図検査
    • 血圧検査
  • プレミアムコース
    22,000円
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    • スタンダードコースの
      すべてのメニュー
    • BNP(心不全マーカー)
    • T4(甲状腺ホルモン)
    • 血液型判定
      (猫はエイズ、白血病検査)
  • 腫瘍健診コース
    30,000円
    *
    • 身体検査
    • 全血球計算
    • 生化学検査(24項目)
    • T4(甲状腺ホルモン)
    • 超音波検査(胸部・腹部)
    • レントゲン検査(胸部・腹部)
    • 血液凝固検査(PT・APTT・Fib)
    • Dダイマー
    • Nu.Q®Vet Cancer Test(がん検査)
注意事項
  • すべてのコースは予約制です。
  • 検査をお受けになる際は、12時間程度の絶食が必要となります。

血液検査項目

血液学検査:CBC

赤血球、白血球、血小板、血漿成分について調べます。

※左右にスクロールしてご覧ください
検査項目 項目説明 ライト ベーシック
以降
白血球数(WBC) 血液中の白血球の総数です。白血球は細菌やウィルスなどから感染を防ぐ役割をします。
赤血球数(RBC) 貧血の検査です。赤血球の数が減ると酸素の運搬機能が低下し貧血を起こします。ヘモグロビンは赤血球中にある鉄を含む血色素で、体中に酸素を運ぶ役割をしています。ヘマトクリットは血液中の赤血球が占める割合です。
ヘモグロビン(Hb)
ヘマトクリット(Hct)
血小板(PLT) 血液中の血小板数です。出血したときに血を止める役割をしています。

生化学検査

※左右にスクロールしてご覧ください
検査項目 項目説明 ライト ベーシック
以降
蛋白の検査 TP 血清中の蛋白質はアルブミン(ALB)とグロブリン(GLOB)に分けられ、その合計が総蛋白量(TP)です。アルブミンは血液中で最も多い蛋白質で肝臓で作られます。栄養源として、また血液の浸透圧の維持を保つ役割をしています。最も小さい蛋白質のため腎臓疾患などで容易に尿中に出てきます。グロブリンは細菌やウィルスからの感染を防いだり、血液の凝固因子、鉄や銅などを運搬する役目をしている蛋白の総称です。アルブミンとグロブリンを合わせたものが総蛋白、その比がA/G比です。
ALB
GLOB
ALB/GLOB
肝臓の検査 ALT 肝臓に多く含まれるアミノ酸代謝酵素の一種です。肝機能を評価する上で重要な指標とされ、肝臓に障害があると血液中に漏れ出して数値が上昇します。
ALP 肝臓から胆汁中に排泄される酵素で、肝臓やその流出経路に異常があるかどうかわかります。骨・小腸などにも含まれます。
TP 血清中の蛋白質はアルブミン(ALB)とグロブリン(GLOB)に分けられ、その合計が総蛋白量(TP)です。
TCHO 血液中のコレステロール総量で脂質代謝の状態を把握します。数値が高い状態が続くと、様々な病気のリスクを上げると言われています。
TBIL ビリルビンは血液中のヘモグロビンから作られた色素で、最初に間接型となり肝臓で直接型に代わり胆汁中に排泄されます。血液中には両方が存在し、直接型と間接型を合わせて総ビリルビン(TBIL)といいます。
GGT 肝臓や胆道系の状態を評価する際に用いられる肝酵素の一つです。主に胆管の細胞膜に存在し、胆道系疾患(胆汁うっ滞、胆管炎など)で上昇することが知られています。
GLU 血糖値(グルコースの濃度)です。食事やインスリンの分泌、興奮などにより数値は大きく変化することがあります。
BUN 血中尿素窒素(BUN)はタンパク質の代謝産物である老廃物で、肝臓で生成され、腎臓でろ過されて尿中に排出されます。そのため、BUN値が高い場合は、腎臓の機能が低下している可能性が考えられます。
AST 肝臓・心臓・筋肉などに多く含まれているアミノ酸代謝酵素で、肝臓や心臓機能検査や筋肉の損傷を表す項目です。
腎臓の検査 BUN 血中尿素窒素(BUN)はタンパク質の代謝産物である老廃物で、肝臓で生成され、腎臓でろ過されて尿中に排出されます。そのため、BUN値が高い場合は、腎臓の機能が低下している可能性が考えられます。
CRE 筋肉に含まれる成分で、毎日一定量が老廃物として、腎臓でろ過されて尿中に排泄されます。腎臓の働きが正常かどうかを見ています。
SDMA 糸球体ろ過量(GFR)の優れた指標となる腎機能バイオマーカーで、慢性腎臓病においてCREよりも早期に上昇し、筋肉量に影響を受けにくいため、腎機能に特異的です。
P ミネラルの一種で、カルシウムに次いで多いミネラルです。体内でエネルギーの運搬を行い、カルシウムと共に骨の主要成分となります。腎機能評価にも利用されます。
Ca カルシウムは骨や歯に多く含まれ、血液中にはごく一部しか含まれておらず、かつ一定の濃度に保たれるように体が調節しています。骨や歯の代謝だけでなく、筋肉の収縮、神経の伝達、血液の凝固など大きな役割を担っています。主に骨に貯蔵されていますが、血液中の濃度が低くなると血液中に移動します。
ALB アルブミンは血液中で最も多い蛋白質で肝臓で作られます。栄養源として、また血液の浸透圧の維持を保つ役割をしています。最も小さい蛋白質のため腎臓疾患などで容易に尿中に出てきます。
BUN/CRE 血液検査で用いられる腎機能の指標の一つ。腎臓の状態や脱水などの体内の状態を把握するために用いられます。
消化器系の検査 TP 血清中の蛋白質はアルブミン(ALB)とグロブリン(GLOB)に分けられ、その合計が総蛋白量(TP)です。
ALB アルブミンは血液中で最も多い蛋白質で肝臓で作られます。栄養源として、また血液の浸透圧の維持を保つ役割をしています。最も小さい蛋白質のため腎臓疾患などで容易に尿中に出てきます。
Na/K/CI ナトリウムは体の水分調節、カリウムは筋肉や神経の働き、クロールは血液中の主要な陰イオンの一つで、体液の浸透圧、水分バランス、酸塩基平衡を調整する役割を担っています。この検査では、体液中のイオン濃度を調べバランスの崩れを見ています。
TCHO 血液中のコレステロール総量で脂質代謝の状態を把握します。数値が高い状態が続くと、様々な病気のリスクを上げると言われています。
LIP 主に膵炎の診断に用いられる指標の一つです。LIPは膵臓から分泌される消化酵素で、膵臓に炎症が起きると血液中に放出され、その値が上昇します。
AMY 澱粉など糖類を分解する酵素で、膵臓や唾液腺に多く含まれる酵素です。
TG 血液中の中性脂肪です。高くなるとコレステロールと同様、動脈硬化の危険因子となります。食事の影響を受けやすく、早朝空腹時に検査することが必要です。  
炎症の検査 CRP 身体の中に炎症や感染、組織の損傷があると血液中の濃度が上昇する蛋白質です。

健康診断の流れ

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    ご予約
    健康診断は完全予約制です。お電話またはWEBからご予約ください。
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    問診・診察
    普段の様子や気になる点をお聞かせください。
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    各種検査
    血液検査、画像検査など必要な検査を実施します。
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    結果説明
    検査結果に基づき、現在の健康状態と今後のケアについてご説明します。
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    フォローアップ
    必要に応じて追加検査や治療計画をご提案します。

よくある質問

どのぐらいの頻度で健康診断を受けたらいいの?

動物さんはヒトの約5倍のスピードで加齢が進むと言われたりします。そのため、健康診断の頻度もヒトより多く受けて頂く方が安心です。

  • 若齢~中高齢の犬・猫:年1回
  • 中高齢~高齢の犬・猫:年2回の健康診断

*中大型犬は小型犬に比べて寿命が短いため早めの年2回の健診を推奨します。

健康診断の検査内容は?
健康診断では、血液や尿、便の検査のほか、レントゲン撮影や超音波(エコー)検査、心音・呼吸の聴診などが行われます。検査の内容はコースによって異なるため、必要に応じて獣医師とご相談下さい。
健康診断を受ける前に必要な準備はありますか?
健康診断の前に特別な準備は必要ありませんが、食後に検査を受ける際には、空腹の状態でご来院いただくことを推奨しています。検査の内容によっては、前日の夜から食事を控えていただくことがあります。
健康診断で病気が見つかった時、どう対応したらいいですか?
病気が見つかった場合は、早期治療がとても大切です。診断の内容に応じて、獣医師としっかり話し合いながら治療を進めていきましょう。早期対応がペットの回復につながるため、治療方針はよく確認しておくことが重要です。
健康診断を受ける際の所要時間は?
検査時間はコースによって異なります。おおよそ1時間程度ですが、超音波検査やX線検査など画像検査を含む場合は午前中にお預かりさせて頂き、15時以降のお返しとなりますのでご了承下さい。
健康診断にはどのくらいの費用がかかりますか?
検査コースによってご費用が変わります。診察前に詳しくご説明させて頂きますが、健康診断コースのページをご覧頂くか、病院までお気軽にお問合せください。
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