脱臼や関節の疾患、骨折から起こる運動機能のトラブルの診断・治療

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整形外科

ORTHOPEDICS

未来を拓く、先進の整形外科医療
動物さんの豊かな歩みを
ハグウェルが支えます
当院の整形外科は、痛みを取り除き、快適な日常を取り戻すお手伝いをいたします。
こんな症状
ありませんか?
  • 散歩中に足を引きずる、ケンケンしている
  • 階段の上り下りを嫌がるようになった
  • 急に痛そうに鳴いたり、触ると嫌がる
  • 立ち上がるのがつらそう、座り方がおかしい
  • 歩き方がぎこちない、フラフラする
  • 関節が腫れている、触ると熱い

DOCTOR

担当医の紹介

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横浜鶴ヶ峰院 非常勤獣医師
岩田 宗峻
専門分野
  • 整形外科
経歴
  • 都内動物病院
  • 大阪府立大学獣医臨床センター
  • 岐阜大学応用生物科学部附属動物病院 整形外科診療科長
  • 東京医科歯科大学整形外科 特任准教授
  • Iwata Veterinary Surgical Services 開設

FEATURES

ハグウェル動物総合病院‐横浜鶴ヶ峰院の3つの特徴

  • *
    POINT01
    高度な画像診断と専門知識
    触診による整形外科的検査により不調の部位を正確に把握し、X線、CTなど最新の画像診断機器を駆使して骨、関節、筋肉などの状態を詳細に診断するため、小さな異変も見逃しません。
  • *
    POINT02
    動物さんに合わせた治療計画
    手術だけでなく、内科的治療(痛み止め、サプリメントなど)、リハビリテーション、運動制限など、動物さんそれぞれの状態やライフスタイルに合わせた最適な治療計画を立案します。
  • *
    POINT03
    術後のきめ細やかなサポート
    術後の疼痛管理から、リハビリテーション指導、ご自宅でのケア方法まで、動物さんが元の生活に戻れるよう、術後の回復を全面的にサポートいたします。
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APPROACH

治療アプローチ

整形外科疾患の治療には、外科的なアプローチだけでなく、内科的な管理や包帯法、運動制限、リハビリテーションなど、様々な方法があります。当院では、動物さんの症状、病態、年齢、生活環境などを総合的に判断し、最適な治療アプローチをご提案します。

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内科療法
  • 軽度な痛みや炎症、慢性疾患の症状管理に用いられます。
  • 痛み止め(消炎鎮痛剤)、関節保護成分のサプリメント、食事療法などがあります。
  • 安静の指示や運動制限も重要な内科療法の一部です。
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外科療法(手術)
  • 骨折の整復、靭帯や腱の再建/安定化(TPLO)、脱臼の整復など、根本的な改善を目指す治療法です。
  • 複雑な骨折や重度の関節疾患に対しては、最新の手術手技とインプラント(プレート、スクリューなど)を用いて、より確実な回復を目指します。
  • 当院では、経験豊富な獣医師が安全な麻酔管理のもと、丁寧な手術を行います。
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リハビリテーション
  • 手術後の機能回復、痛みの軽減、筋力維持/向上、関節可動域の改善などを目的とします。
  • ハイドロセラピー(水中トレッドミル)、レーザー治療、温熱療法、マッサージ、ストレッチ、運動療法など、個々の動物さんに合わせたプログラムを作成し、回復をサポートします。
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体重管理・栄養指導
  • 肥満は関節に大きな負担をかけ、整形外科疾患を悪化させる要因となります。
  • 栄養管理科による適切な体重管理と、関節の健康をサポートする栄養バランスの取れた食事の指導を行います。

これらの治療法を単独で、あるいは組み合わせて、動物さんとご家族にとって最善の選択肢をご提案いたします。

DISEASE

代表的な整形外科疾患

犬の主な疾患

  • 膝蓋骨脱臼
    膝のお皿(膝蓋骨)が正常な位置からずれてしまう病気です。小型犬に多く見られ、足を引きずる、ケンケン歩きをするなどの症状が現れます。重症度によって内科的治療や外科手術が選択されます。
  • レッグペルテス病
    主に成長期の小型犬に発生する疾患で、大腿骨頭や骨頸部が無菌性の壊死を起こします。それにより後肢の違和感や、挙上、歩行困難など重症度に応じて様々な症状が認められます。治療は壊死した大腿骨頭の外科的切除が標準治療となります。
  • 前十字靭帯断裂
    小型犬から大型犬まで広く認められますが、特に大型犬や肥満犬で発生率が高い病気です。膝にある靱帯(前十字靭帯)が断裂することで、膝の腫脹や後肢の挙上や跛行、酷いと歩行困難になることもあります。

猫の主な疾患

  • 高所からの落下による骨折
    猫は高い場所が好きですが、不慮の事故による落下により骨折(特に四肢や顎)を起こすことがあります。骨折の部位や程度に応じて、内固定手術や外固定などを行います。
  • 股関節脱臼
    交通事故や高所からの落下などで、股関節が外れてしまうことがあります。診断後、徒手整復や外科手術が必要となります。
  • 靭帯損傷(膝十字靭帯断裂など)
    激しい運動や外傷により、膝などの関節の靭帯を損傷することがあります。足を引きずるなどの症状が見られ、外科手術が必要となる場合があります。

CASES

当院の症例紹介

  • 右後肢跛行・散歩拒否

    トイ・プードル/メス(5歳)
    症状 右後ろ足をケンケンする、散歩を嫌がる。
    診断

    治療
    膝蓋骨脱臼グレード2と診断。内科療法では改善が見られず、手術を実施。脱臼防止のための溝を深くし、周囲の組織を調整。
    解説 手術により歩行が安定し、元気に散歩に行けるようになりました。術後のリハビリテーションも早期回復に貢献しました。
  • 立ち上がるときの痛み・後ろ足のふらつき

    ゴールデン・レトリーバー/オス(2歳)
    症状 立ち上がる時に痛みがある、後ろ足がふらつく。
    診断

    治療
    前十字靭帯断裂と診断。飼い主様と相談し、TPLO手術を実施。
    解説 手術後は痛みもなくなり、活発に動けるようになりました。大型犬や肥満の犬によくみられ、規律歩行が著しく困難になるため、前向きに手術を検討して頂く事を推奨しております。
  • 高所から落下・左前足を使わない

    スコティッシュフォールド/オス(3歳)
    症状 高所から落下後、左前足を全く使わない。
    診断

    治療
    左上腕骨骨折と診断。プレートとスクリューを用いた内固定手術を実施。
    解説 猫の骨折は外傷によるものが多く、迅速な診断と正確な整復が求められます。術後も順調に回復し、現在は問題なく歩けています。
  • 急に歩けなくなった

    トイプードル/オス(8か月)
    症状 急に後ろ足を痛がり、びっこを引くようになった。触るとキャンと鳴く。
    診断

    治療
    レッグペルテス病と診断。飼い主様と相談し、大腿骨頭切除術を実施。
    解説 この病気は内科療法での治療が困難で、初期は痛みが無いことも多いですが進行により疼痛が発生します。早めの手術によりQOLを良好に維持することができます。

FLOW

治療の流れ

  • *
    01受付・問診
    ご予約の上ご来院ください。詳細な問診で、これまでの症状や経過をお伺いします。
    ご予約について
  • *
    02身体検査・整形外科的検査
    触診、歩様の確認、関節の可動域チェック、痛みの局在の確認を行います。
  • *
    03画像診断・精密検査
    レントゲン、CTなどを用いて、骨や関節の異常を詳しく調べます。必要に応じて血液検査や関節液検査なども実施します。
  • *
    04診断・治療計画の説明
    検査結果に基づき、病態、診断名、そして最適な治療計画(内科療法、外科療法、リハビリテーションなど)を詳しくご説明し、ご相談の上決定します。
  • *
    05治療開始
    決定した治療計画に基づき、内科的治療や外科手術を実施します。
  • *
    06術後管理・リハビリテーション
    手術後は痛みの管理と安静を促し、必要に応じてリハビリテーションも行います。ご自宅でのケア方法も指導いたします。
  • 07定期的な経過観察
    定期的にご来院いただき、回復状況を確認し、必要に応じて治療計画を見直します。
専門外来の注意点
  • 当院の整形外科専門外来は、完全予約制となっております。
  • ご紹介いただく際は、これまでの治療経過や検査データ(レントゲン画像、CT画像など)をご持参いただけますと、よりスムーズな診察が可能です。
  • 緊急を要する症例の場合も、まずはお電話にてご連絡ください。
  • 手術が必要と判断された場合は、事前に詳細な説明を行い、ご納得いただいた上で実施いたします。

診療料金について

整形外科の診療料金は、検査内容、治療内容、手術の有無、入院日数などによって異なります。
診察時に概算をご提示し、丁寧にご説明させていただきます。
詳細な料金については、お電話または来院時にスタッフにお気軽にお尋ねください。

FAQ

よくある質問

高齢の動物でも手術は可能ですか?
はい、可能です。年齢だけで手術の適応を判断することはありません。術前検査で全身状態を詳細に評価し、麻酔のリスクと手術の必要性を慎重に検討します。動物さんのQOL向上に繋がるようであれば、積極的に検討いたします。
手術後のリハビリは必要ですか?
はい、多くの整形外科手術でリハビリテーションは非常に重要です。術後の回復を早め、運動機能の改善や再発防止に繋がります。当院では、それぞれの動物さんに合わせたリハビリ方法を指導し、サポートいたします。
手術の予約はどのくらい前にすればいいですか?
緊急性の高い症例以外は、術前検査の結果と担当医のスケジュールを調整し、後日手術日を決定します。混み合うこともございますので、早めのご相談をおすすめいたします。
整形外科の専門医の診察は、いつも受けられますか?
整形外科専門外来は、担当医の出勤日に限られます。事前にご予約の上、ご来院ください。担当医のスケジュールについては、お電話にてお問い合わせいただけます。

RESERVATION

専門診療のご予約方法

  • 飼い主様へ
    他動物病院を受診中の場合は、かかりつけ動物病院の担当獣医師様からご予約をお願いします。
  • 獣医師様へ
    専門診療をご希望の動物病院様からのお申し込みは、下記予約フォームより随時受け付けています。
検査を受けられる動物さんに、検査前日の夜からの絶食(最低10時間)をお願いしています。
飲水は検査当日の朝まで可能です。

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個人情報の取り扱いについて

ハグウェル動物総合病院(以下、「当院」といいます)では、個人情報がプライバシーを構成する重要な情報であることを深く認識しております。当院は、個人情報およびプライバシーにかかる事項を安全に保護し、その利用目的を明確にし、正確な情報を確保することに努めています。 すべての方に安心して当院サイトのサービスをご利用いただくために、以下の個人情報の保護方針のもと、個人情報の保護活動に取り組んでいます。

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個人情報の保護基本方針
  • 1.個人情報の収集、利用、提供は、適切に行います。
  • 2.個人情報の不正アクセス、紛失、漏洩などの予防を行います。
  • 3.個人情報に関する法令、規範、院内規定等を遵守します。
  • 4.個人情報の保護のために、継続的に改善に努めます。

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