脱臼や関節の疾患、骨折から起こる運動機能のトラブルの診断・治療

*

整形外科

ORTHOPEDICS

このようなお悩みは
ありませんか?
  • 最近ジャンプしなくなった
  • 遊んでいて怪我をした
  • 歩き方がおかしい
  • 足を引きずる
  • なんだか痛そうにしている
  • 足からポキポキ音がする

よくある整形外科の疾患

犬・猫の主な疾患

  • 膝蓋骨脱臼(パテラ)
    通称「パテラ」と呼ばれ、膝蓋骨が本来の位置から外れる病態のことを指し内方脱臼が小型犬でよく認められます。原因としては、先天的な骨格の異常や外傷などが挙げられます。症状としては足を持ち上げる、不自然な歩行、痛みや不快感により突然鳴いたりすることもあります。診断や病態の把握には触診やレントゲン検査、CT検査などの画像検査が行われます。治療方法としては外科手術や保存療法があり、軽度の場合に保存療法として痛み止めやサプリメントの利用、体重管理、運動療法、サポーターの装着などが行われることがあります。
  • 大腿骨頭壊死症(レッグペルテス病)
    小型犬に最も多く認められ、トイ種やテリア種で発生しやすいと言われています。いくつかの原因が挙げられますが、大腿骨頭が虚血により壊死することで大腿骨頭周辺の変形が起こり、それにより症状として跛行が認められます。
    この病気は保存療法での治療効果があまり良くないため(跛行消失は25%未満との報告あり)、外科的治療が推奨されます。
  • 前十字靭帯断裂
    前十字靭帯の疾患は犬の跛行の原因として最も一般的と言われています。過度な荷重/伸展、脛骨の過度な内旋などによって靱帯に負担がかかることで発症するため、体重の大きな大型犬、超大型犬、運動量の多い犬などでよく認められます。症状として劇的な疼痛、重度の跛行、膝関節の不安定性やそれに伴う変形性関節症などが挙げられ、迅速な対応が推奨されます。
    治療としては外科治療(TPLO:脛骨高平部水平骨切り術)が推奨され、膝関節の安定化により膝への負担を軽減することが重要です。
  • 骨折
    犬や猫は高所から落下したり、交通事故に遭遇したりすることで骨折を起こすことがあります。骨折の部位や程度によって症状は異なりますが、一般的に患部の痛み、腫れ、跛行、患部を使わないなどが見られます。診断はレントゲン検査やCT検査で行います。治療方法は外固定(ギプス等)や手術による内固定(プレート固定など)が行われます。適切な治療と術後管理により、多くの場合良好な回復が期待できます。

当院の整形外科治療の特徴

  • *
    経験豊富な獣医師
    による診療体制
    専門的な知識と豊富な治療実績を有した獣医師が所属しており、あらゆる症例に対応可能な体制を整えております。
  • *
    念入りな術前準備
    入念な術前検査と模擬手術を実施することで、難易度の高い整形外科手術にも対応しております。
  • *
    2次診療施設との連携
    高度医療が必要な場合には、信頼できる二次診療施設をご紹介し、継続的に適切な治療を受けられるようサポートいたします。安心して治療をお任せください。

治療の流れ

  • *
    01受付・問診
    ご来院いただきましたら、受付をお願いいたします。初めての場合は詳細の情報などを記入いただく初診表の記入にご協力ください。
  • *
    02検査
    問診や身体検査の結果をもとに、飼い主様との相談の上、原因特定のための検査を行います。
  • *
    03診断・治療の提案
    検査結果をもとに、獣医師が診断を下し、適切な治療法を提案します。
    治療は、薬物療法、食事療法など、ペットの状態に適した方法を選択します。治療計画は、飼い主様と詳しく相談した上で決定し、すべての選択肢とそれぞれのメリットとリスクについて説明します。
  • *
    04お会計・次回予約
    治療後、受付にてお会計を行います。この時、お薬の飲み方や次回の来院目安などをお伝えさせていただきます。
    また、治療における不明点などもお気軽にお申し付けください。
当院に初めて来院される方は
まずはこちらをご確認ください

当グループについて