神経症状の原因を特定し、専門的治療で回復を支える神経科診療

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神経科

NEUROLOGY

このようなお悩みは
ありませんか?
  • 背中が痛そう
  • 急に立てなくなった
  • てんかん発作を起こした
  • 両目が左右に揺れている
  • 顔半分が急に垂れている
  • 頭を傾けている

よくある神経科の疾患

犬の主な疾患

  • 環椎軸椎亜脱臼
    先天的な骨の奇形や、外傷によって頸椎の1番目(環椎)と2番目(軸椎)の骨がずれることで脊髄を損傷し症状が認められます。トイプードルやダックス、キャバリアなど若い中小型犬で認められることが多く、症状としては四肢のふらつきなどが認められます。レントゲン、CT、MRI検査などにより診断を行い、一般的には治療として手術による固定が必要です。
  • 椎間板ヘルニア
    背骨の骨と骨の間にある椎間板が変性し、内部の髄核や外側の線維輪が飛び出て脊髄を圧迫することで様々な症状を引き起こします。ダックスやフレンチブルドッグ、ペキニーズなどで良く認められ、背中の痛みや後肢のふらつき、立てない、排便排尿障害などの症状が認められ、その重症度によって5段階で評価します。症状が重い場合には「進行性脊髄軟化症」と呼ばれる、死に至ってしまう病気に発展してしまう場合もありますので、注意が必要です。
    検査にはCTやMRIによるヘルニアを起こした部位の特定が必要で、主な治療としては外科的に圧迫物質の除去や圧迫を処置が必要です。
    症状が軽度である場合には内科療法を実施する場合もありますが、その後の悪化に備えて慎重な経過観察が必要です。

猫の主な疾患

  • 前庭障害
    若齢から老齢まで幅広い世代の猫や犬で認められ、主な症状としては流涎、眼振、ふらつき、斜頸、立ち上がれずその場で回転してしまうなどが挙げられます。猫においては感染症や鼻咽頭にできたポリープ、慢性の外耳炎などで認められることも多く、MRIやCT検査にて内耳や脳脊髄のどこに異常があるか確認する必要があります。
  • てんかん発作
    てんかん発作は犬や猫で認められる大脳の異常興奮による症状です。原因はさまざまで比較的若齢で認められる特発性てんかんのように脳内に異常がない場合や、脳腫瘍や脳出血など脳損傷により症状が認められる場合などが挙げられます。診断にはMRI検査が推奨されており、必要に応じて血液検査や尿検査が必要になる場合もあります。
    また軽度の場合、症状だけでは判断しかねることもあるため、より詳細な問診や実際の症状動画撮影により状況把握することが重要です。

専門診療対象医院

マップ内の医院名が青色になっている医院では、神経科専門診療を行っております。
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治療の流れ

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    01受付・問診
    ご来院いただきましたら、受付をお願いいたします。初めての場合は詳細の情報などを記入いただく初診表の記入にご協力ください。
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    02検査
    問診や身体検査の結果をもとに、飼い主様との相談の上、原因特定のための検査を行います。
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    03診断・治療の提案
    検査結果をもとに、獣医師が診断を下し、適切な治療法を提案します。
    治療は、薬物療法、食事療法など、動物さんの状態に適した方法を選択します。治療計画は、飼い主様と詳しく相談した上で決定し、すべての選択肢とそれぞれのメリットとリスクについて説明します。
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    04お会計・次回予約
    治療後、受付にてお会計を行います。この時、お薬の飲み方や次回の来院目安などをお伝えさせていただきます。
    また、治療における不明点などもお気軽にお申し付けください。
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