
ジステンパーウイルス感染症って?
フェレットさんを家族に迎える上で、知っておきたい病気のひとつがジステンパー(犬ジステンパー)ウイルス感染症です。
この病気に感染すると致死率はほぼ100%といわれており、非常に危険な感染症です。
しかし、ワクチン接種で予防することができます。
今回は、フェレットさんの健康を守るためにジステンパーウイルス感染症について解説していきます。
感染経路
くしゃみなどの飛沫感染のほか、鼻水・目ヤニ・排泄物などに含まれるウイルスと接触することで感染するといわれいます。
また、ジステンパーは、フェレットさんだけでなく、犬さんにも共通する感染症です。
動物さん同士の直接的な接触がなくても、人の服や靴などを媒介してウイルスが広がるともいわれています。
そのため、室内飼育だからといって安全というわけではないのです。
症状

ジステンパーウイルス感染症は短期間で重症化するケースが多いのが特徴です。
フェレットさんでは特に致死率が高く、治療が難しい感染症と知られています。
フェレットさんのワクチンについて
現在、日本にはフェレットさん専用のジステンパーウイルス感染症のワクチンはないため、犬用のワクチンを代用して接種しています。
犬用のワクチンでも十分な抗体を得ることが可能です。
接種スケジュールについて
・1歳未満:生後数週齢から複数回接種
・1歳以上:年1回の追加接種
副反応のリスク
フェレットさんは、ワクチン接種による副反応を起こす可能性があります。
また、接種後20~30分は強いアレルギー反応がでることがあるため、院内で様子をみさせていただくことをおすすめします。
副反応を出にくくするためにも、ワクチン接種は体調のいい日に行いましょう。
帰宅後に、気になる症状があればすぐに当院までご連絡ください。
最後に
フェレットさんのジステンパーウイルス感染症は、感染すると命に関わる非常に危険な病気です。
ワクチン接種は、予防ができるだけでなく、病気を広げないためにも重要となります。
その子に合った予防プランを一緒に考えていきましょう。
