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子犬・子猫さんをお迎えしたら
子犬・子猫さんをお迎えすると、毎日が新鮮で楽しい反面、不安なこともたくさんあるかと思います。
「この子は本当に健康なのかな?」
「体調は大丈夫かな?」
元気そうに見えても、実際は目に見えない病気や異常があるかもしれません。
特に幼少期は、環境変化やストレスの影響も受けやすくいので体調を崩しやすい時期です。
そのため、毎日の健康チェックに加えて、体調や成長の状態を定期的に確認してあげることが大切です。
今回は、お迎え後からできる健康チェックと成犬・成猫さんになるまでに必要な健康診断についてご紹介します。
お家でできる健康チェック
日々の様子から、体調変化のサインに気づくことができます。
まずはおうちの子の様子を観察してみましょう。
チェックリスト
□ごはんをしっかり食べているか
□体重が増えてきてるか
□元気に遊んでいるか(猫さんで口をあけて呼吸してないか)
□変な行動をしていないか
□うんちの状態(硬さ・回数・色)
□おしっこの状態(色・回数)
□嘔吐や下痢がないか
小さな変化に気づいてあげることで、早期治療や予防につながります。
成長期だからこそチェックをしましょう
子犬・子猫さんの時期は、大きくなるための大切な時期です。
元気そうに見えても、体重の増え方や体のバランスに問題が隠れていることもあります。
定期的に動物病院で、「順調に成長しているか」を確認しましょう。
お迎え後に動物病院でチェックしておきたいこと
お迎え後、お家の環境に慣れてきた頃に初めての健康診断を受けることをおすすめします。
元気や食欲がない、消化器症状がでている、様子がおかしいなど、違和感を感じた場合はすぐに動物病院へ受診しましょう。
身体検査
動物病院では見た目の状態だけではなく、触診や聴診をして体のなかで異常が起きていないかを確認していきます。
また、子犬・子猫さんの時期の身体検査では先天性疾患の発見につながることもあります。
糞便検査
糞便検査では、消化管内の寄生虫、腸内細菌のバランスや様子、消化不良の有無などを調べます。
【糞便検査でみつかる寄生虫】
・回虫
・鉤虫
・条虫
・ジアルジア
・コクシジウム
これらの寄生虫に感染すると、無症状なケースもあれば下痢や軟便、嘔吐、食欲不振などの症状がみられることがあります。
種類によって、うんちの中から寄生虫が確認できるものもあるため便の状態を確認し必要に応じてPCR検査などをすることも大切です。
中には人間にも感染する寄生虫もいるため、同居の動物さんや小さいお子さんなどがいるご家庭では触れあう前に検査をしておくと安心です。
子犬・子猫さんの初めての診察に便検査は必要?
子犬・子猫さんでは寄生虫感染によって症状がでやすく、下痢や嘔吐の症状によって、ごはんを食べているのに体重が増えないなど成長の妨げとなることがあります。
また、ペットショップやブリーダーさんなど、他の子犬・子猫さんと一緒に過ごしている環境からお迎えした子は知らないうちに感染している場合があるため便検査をおすすめしています。
その他の健康診断のタイミング
尿検査
子犬・子猫さんの時期は大きな問題がでにくいことも多いですが、その子の体質や食事内容によって結石ができてしまうことがあります。
そのため、当院では1~2歳頃までに一度、尿検査を行うことをおすすめしています。
血液検査
当院では、成長が落ち着いたタイミングで一度血液検査を行うことをおすすめしています。
小型犬、成猫では1歳前後、大型犬では、骨格や筋肉がしっかり成長するまでに、おおよそ1年半~2年ほどかかるといわれています。
血液検査のタイミングについては、その子の成長段階に合わせてご案内いたしますのでお気軽にご相談ください。
最後に
子犬・子猫さんの時期は、体の変化も大きく、とても大切な時期です。
小さい頃から健康診断を受けることで、その子の普段の状態を知ることができるほか、小さな変化にも気づきやすくなります。
初めてのことも多く、不安に感じることもあると思います。
そんな時はいつでもお気軽にご相談ください。
