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猫さんの生活スタイルと問題行動
~水飲み・トイレ・爪とぎ~
猫さんはとても繊細な動物で、日常生活のちょっとした変化が問題行動として現れることがあります。
動物病院には「病気ではないけど困っている」というご相談も多く寄せられます。
今回は、水飲み・トイレ・爪とぎを中心に、猫さんの生活でよくあるお悩みと対策をご紹介します。
猫さんは水をあまり飲まない動物
猫さんはもともと砂漠原産のため、水をあまり飲まない傾向があります。
しかし、水分摂取量が少ないと尿路結石や膀胱炎のリスクが高まります。
よくある原因
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水飲み場が1か所しかない
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器が汚れている・音が気になる
- 水入れの容器が気にくわない
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フードがドライのみ
対策
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水飲み場を複数設置する
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流水式給水器を試す
- 水入れの容器を変えてみる(ステンレス<プラスチック<ガラス<陶器で飲むといわれている)
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ウェットフードを取り入れる
※急に飲水量が減ったり増えたりする場合は、病気の可能性もあるため動物病院へご相談ください。
トイレの失敗・粗相
「トイレ以外でおしっこをする」という相談は非常に多いです。
よくある原因
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トイレが汚れている
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トイレの数や場所が合っていない
- トイレの砂が気に食わない
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膀胱炎などの病気
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ストレスや環境変化
対策
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トイレは猫さんの頭数+1個が理想
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静かで落ち着ける場所に設置
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砂の種類を猫さんの好みに合わせる
トイレトラブルは病気が隠れていることも多いため、早めの受診が安心です。
爪とぎの問題行動
壁や家具で爪とぎをしてしまうのは、猫さんにとって自然な行動です。
爪とぎの目的
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爪のメンテナンス
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マーキング
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ストレス発散
対策のポイント
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爪とぎは複数設置
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縦型・横型など好みを探る
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よく爪とぎする場所の近くに置く
「やめさせる」のではなく、「正しい場所でさせる」ことが大切です。
問題行動の裏に病気が隠れていることも
急に性格が変わった、攻撃的になった、行動が極端に変化した場合、
痛みや体調不良が原因のこともあります。
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トイレの回数が増えた
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水を異常によく飲む
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触られるのを嫌がる
- 運動量が落ちた
このような変化があれば、動物病院でのチェックをおすすめします。
まとめ
猫さんの問題行動は、
「生活環境」+「体調」+「ストレス」が大きく関係しています。
日常のちょっとした工夫で改善できることも多いですが、迷ったときは早めに動物病院へご相談ください。
