目次
子犬さんのしつけは「最初の1年間」がとても大切です
~社会化期・トイレ・歯磨きの基本~
子犬さんを迎えたばかりの飼い主さんから、
「いつからしつけを始めたらいいですか?」
「トイレトレーニングや歯磨きは必要ですか?」
といったご質問をよくいただきます。
実は、子犬さんのしつけは生後1年以内に行っておくことがとても重要です。
この時期の経験が、将来の性格や行動に大きく影響します。
今回は、特に大切な
①社会化期 ②トイレトレーニング ③歯磨き
についてお話しします。
① 社会化期とは?(生後3週~14週頃)
社会化期は「一生の性格を作る時期」
社会化期とは、子犬さんが
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人
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他の犬さんや動物さん
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生活音(掃除機・車・チャイムなど)
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さまざまな周囲の環境
などに慣れていく大切な時期です。
この時期に良い経験をたくさんすると、
☆人や他の動物さんを怖がりにくい
☆病院やトリミングでも落ち着ける
☆問題行動が起こりにくい
といったメリットがあります。
ポイント
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無理して怖がらせない
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「楽しい」「安心できる」経験を重ねる
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ワクチンがまだ終わってない時期は、抱っこや家の中で社会化をしていく
動物病院への来院も、最初は「診察なしでおやつだけもらう」など、楽しい場所として慣れさせるのがおすすめです。
② トイレトレーニングの基本
失敗は「教え方」の問題です
子犬さんはわざと失敗しているわけではありません。
成功しやすい環境を作ることが大切です。
コツ
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トイレの場所を固定する
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寝起き・食後・遊んだ後はすぐトイレへ
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成功したらすぐに褒める(おやつや声かけ)
NG行動
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失敗を叱る
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失敗した場所に連れて行って怒る
叱られると、隠れて排泄したり排泄物を隠そうとするクセがつくことがあります。
③ 子犬さんのうちから歯磨きを!
歯磨きは「慣れ」が大事
歯周病は、6歳以上の犬さんの約8割がかかっているとも言われています。
予防のためには、子犬さんの頃からの歯磨き習慣がとても重要です。
始め方
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口の周りを触ることに慣らす
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歯や歯ぐきを指で軽く触る
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ガーゼ → 歯ブラシへステップアップ
最初は「磨く」よりも、
口を触られても嫌がらないことを目標にしましょう。
しつけにとても大事な考え方としては犬さんにとって「良いことが起こるとそれを何度もしようとする」「悪いことが起こるとしないようになっていく」ということです。
良いこととしては
- 褒められる
- ご褒美がもらえる
といったことで信頼関係も同時に築いていけます。
ただ、犬さんにとっての悪いことが飼い主さんから叱られたり叩かれたりして、人が怖いという感情に結び付くと信頼関係が築けなくなってしまいます。そこで
- 叱るのではなく「いけない」「ダメ」「ストップ」など家族共通で1つのコマンドとして犬さんに覚えてもらう
- 見えないようにして少し大きな音をたててびっくりさせる
など悪いことが「人が怖い」に結びつかないようにすることが大切です。
まとめ
子犬さんのしつけは、
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社会化期の良い経験
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叱らないトイレトレーニング
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将来の健康を守る歯磨き習慣
- 恐怖ではなく嬉しい楽しい経験を多くさせてあげる
がとても大切です。
一人ひとり性格が違うのは人と同じですので「これで合っているのかな?」と不安なことがあれば、
ぜひお気軽に当院スタッフまでご相談ください。
その子に合ったアドバイスをさせていただきます。
