目次
〜はじめての犬猫さんの食事で知っておきたい大切なポイント〜
子犬子猫さんを迎えたばかりの飼い主さんから、
「何を食べさせればいいの?」「犬と猫で違いはあるの?」
といったご相談を多くいただきます。
成長期の食事は、一生の健康を左右する非常に重要な要素です。
今回は獣医師の立場から、子犬子猫さんそれぞれの食事の基本を解説します。
子犬さんの食事について
子犬さんには「子犬用(パピー用)」フードを
子犬は成犬に比べ、エネルギーやたんぱく質、カルシウムなどを多く必要とします。
必ず「総合栄養食」「子犬用」と表示されたフードを選びましょう。
成犬用フードや手作り食では、栄養不足や骨・関節の発育に影響が出ることがあります。
食事回数と量(目安)
-
生後2〜3か月:1日3~4回
-
生後4〜6か月:1日2~3回
-
生後6〜8か月以降:1日2回
フードの量は表示を参考にしつつ、体型や便の状態を見て調整します。
与え方のポイント
・歯が生えそろうまではドライフードをぬるま湯でふやかすと食べやすいです
・急なフード変更は下痢や嘔吐の原因になります
・おやつや人の食べ物は最小限にしましょう
子猫さんの食事について
子猫さんには必ず「子猫用(キトン用)」フードを
猫さんは犬さんと異なり、完全肉食動物です。
子猫さんには特に、
-
高たんぱく
-
タウリン
-
ビタミン・ミネラル
が十分に含まれた「総合栄養食」「子猫用(キトン用)」フードが必要です。
成猫用フードや犬用フードでは、栄養不足になる恐れがあります。
食事回数と量(目安)
子猫さんも胃腸が未熟なため、少量を回数多く与えます。
-
生後2〜3か月:1日3〜4回
-
生後4〜6か月:1日2〜3回
-
生後6か月以降:1日2回
成長に個体差があるため、体重の増え方を確認しながら調整しましょう。
与え方のポイント
・ドライフードはふやかすと食べやすいです(ふやかすのが嫌いな子もいるので注意)
・急なフード変更は下痢や嘔吐の原因になります
・猫さんは少量ずつ食べる習性があります
おやつ・人の食べ物について(犬猫さん共通)
子犬・子猫さんは、基本的に主食のフードだけで栄養は十分です。
人の食べ物やおやつの与えすぎは、
-
偏食
-
肥満
-
消化不良
-
将来の病気
の原因になります。ご褒美として使う場合もフードの一部を使うなどしておやつの量には注意しましょう。
こんなときは早めにご相談ください
-
食欲がない、元気がない
-
下痢や嘔吐が続く
-
体重が増えない、急激に増えた
-
フード選びに迷っている
- 便のにおいがきつい
- 便を1日4回以上する
子犬子猫さんの食事管理は、将来の健康への大切な第一歩です。
当院では、犬種・猫種、生活環境に合わせた食事アドバイスも行っています。
子犬子猫さんの成長スピードには個体差がありますので「これで合っているのかな?」と不安に感じた時点で、お気軽に当院までご相談ください。
