
季節の変わり目は犬さんの「皮膚の赤み」「かゆみ」「耳の炎症」が増える時期です。これらの症状の原因のひとつに、アレルギーが関係していることがあります。
また、アレルギーは皮膚だけでなく「消化器症状(軟便・下痢・嘔吐など)」として現れることもあります。
目次
犬さんのアレルギーとは?
アレルギーとは、体が本来害のないもの(食べ物・花粉・ハウスダスト)を「敵」と勘違いしてしまい、免疫反応を起こすことで皮膚や耳に炎症・かゆみを起こす状態のことです。
犬さんのアレルギーは大きく2種類に分けられます!
- 食物アレルギー:食べ物の成分に反応して、皮膚やお腹にトラブルが出る
- 環境アレルギー:ダニ・花粉・カビなどに反応して皮膚炎を起こす
そして、アトピー性皮膚炎は、環境アレルギーに過剰反応して起こる慢性皮膚炎のことです。
すべての環境アレルギーがアトピー性皮膚炎になるわけではありませんが、多くの場合、アレルギーが関与しています。また、遺伝的に皮膚バリアが弱い犬さんに発症しやすい傾向があります。
【症状例】
・脇、内股、耳、手足の屈曲部のかゆみ
・季節によって悪化、改善を繰り返す
食物アレルギーの特徴
・1歳未満から症状が出ることも
・目、口の周囲、背中、肛門周囲、会陰部のかゆみ
・季節に関係なく1年中症状が続く
・軟便や下痢、嘔吐などの消化器症状が伴うことも
・排便回数が1日3回以上と多い
アレルギー検査について
当院では、アレルギーの原因を特定するために、血液を使った2種類の検査を行っています。
※外注検査になる為、結果が出るまでに1~2週間ほどお時間をいただく場合があります。
- IgE検査
血液中にある「アレルギー反応を起こす抗体(IgE)」の量を調べる検査です。
「花粉」「ハウスダスト」「肉や魚」など、どんなものに体がすぐ反応しているかが分かります。
➡食べてすぐにかゆみや赤みが出るタイプのアレルギーを見つけるのが得意です!
- リンパ球反応検査
体の中でゆっくり反応するタイプのアレルギーを調べる検査です。数時間~数日たってから出る「遅いタイプの反応(下痢・軟便・慢性的なかゆみなど)」をみつけるのに向いています。
➡消化器トラブルや慢性皮膚炎の原因を探るときにおすすめです!
検査を組み合わせることで、より正確に原因を見極め、「どんな食材や環境要因を避けるべきか」を明確にすることができます。
皮膚・アレルギーに配慮した療法食
- ヒルズ
〈Z/d〉:たんぱく質を小さく分解してアレルギーの原因を抑えたフード
〈d/d〉:少ない種類のたんぱく質(例:ダックやサーモン)のみを使用しているので、アレルギーが出にくい
- ロイヤルカナン
〈アミノペプチドフォーミュラ〉:消化しやすく、アレルギーのリスクが低いフード
〈スキンケアシリーズ〉:皮膚の健康をサポートする栄養を配合
- ピュリナ
〈HA/食物アレルゲンケア〉:大豆たんぱくを細かく分解してあるので、お腹にやさしくアレルギーもでにくい
- Dr.’s Diet
〈アミノプロテクトケア〉:えんどう豆とポテトが主原料の国産フード。皮膚・腸に優しい
※どのフードが合うかは、検査結果・年齢・体質に合わせて獣医師がご提案いたします。
アレルギー配慮のおやつ紹介
犬さんにおやつをあげたいけど、アレルギーが気になる…そんなときにおすすめなのが、低アレルゲンのおやつです🍪
- PEペティッツソフトトリーツ〈低アレルゲン〉
・アレルギーに配慮した安心のソフトタイプ
・しつけや投薬補助にもぴったり(投薬補助用のものもございます)
・内容量:85g
- ヒルズ犬用 低アレルゲントリーツ
・獣医師推奨の低アレルゲントリーツ
・ダック&ポテトを使用し、消化に優しい!
・内容量:180g
秋のアレルギ―検査キャンペーン実施中!
●期間:10~12月にご予約の方
※期間中に健康診断を受信された犬さんに対して、オプション検査メニュー(アレルギー検査または検診に含まれない他の検査)を10%割引でご提供いたします。
皮膚のかゆみ・耳の赤み・下痢など、気になる症状がある場合はこの機会にぜひご相談ください♪
最後に
アレルギーは「治す」よりも「上手に付き合う」ことが大切です。
検査と食事をうまく組み合わせて、動物さんが快適に過ごせる毎日をサポートいたします♪
ご予約・ご相談はお気軽に!
LINE・お電話(045-442-4370)・受付(動物病院総合受付)にて承ります♪

